日本100名城・051番・安土城(あづちじょう)をご紹介します。
お城めぐりの参考に。
日本城郭検定を受験するときの参考に。
安土城(あづちじょう)#051『近世城郭のお手本となった信長最後の居城』
近世城郭のお手本となった信長最後の居城である安土城(あづちじょう)をご紹介します。
安土城は、滋賀県近江八幡市安土町にある城跡です。
見どころ
安土城は言わずと知れた近世城郭(きんせいじょうかく)のお手本となった城です。
天主台の石垣などが残っており、見ごたえたっぷりの城跡となっています。
現在は復元整備された大手道や家臣団の屋敷跡と言われる所を経て、天主台へと登ることができます。
石垣の積み方が場所によって異なるのも見所の一つです。
天主は残っていませんが、金色、朱色、黒色などにカラフルに彩られた五重七階の天主だったと言われています。
当時としては珍しい総石垣の普請(ふしん)や麓に計画的に作られた城下町などはそれ以後の城作りのお手本となりました。
主な遺構
天主台の石垣などが残っています。
天主台の礎石群も残されています。
天主の地下は穴蔵になっており、東西10列、南北10列の礎石が整然と並んでいます。
しかし中央の礎石はありません。
縄張(なわばり)
大手道も整備され、幅6 m の石段が約180 m に及び一直線に伸びています。
山腹で左に折れ、その後つづら折れして本丸へと続いています。
大手道の両側には家臣団の屋敷があったとされますが、伝承のため定かではありません。
歴史
安土城は織田信長が天下統一の拠点として築いた城です。
琵琶湖の湖畔にある標高約198 m の安土山に築きました。
天正四年(1576)から7年の歳月をかけて築城したと言われます。
本能寺の変によって信長が自刃すると、天主を中心とした山上の建物は焼失し、現在は天主台や曲輪(くるわ)の石垣が残るのみです。
しかし近年の20年に及ぶ発掘調査と整備によって、大手道(おおてみち)や虎口(こぐち)などが復元されています。
安土城の基本情報
別名 | なし |
所在地 | 〒521-1341 近江八幡市安土町下豊浦 |
城の種類 | 山城 |
築城年代 | 天正4576年 |
築城者 | 織田信長主 |
主な城主 | 織田市 |
文化財史跡の区分 | 国指定特別史跡 |
近年の復元や整備 | 平成元年から20年度にかけて特別史跡安土城跡調査整備事業が滋賀県を中心に実施された |
天守の現況 | 天守台の遺構が現存 |
備考 | 安土城は「天守」ではなく「天主」と表記します。 天守台などの安土山内の見学は有料です。 滋賀県立安土城考古博物館には、安土城跡、観音寺城跡、小谷城跡の復元模型が展示されています。 |
アクセス | JR東海道本線安土駅から徒歩約20分で登城口 登城口から天守台まで徒歩約25分 |
関連施設 | 滋賀県立安土城考古博物館 安土城天主信長の館 城郭資料館 |
日本100名城スタンプの設置場所 | 安土城天主信長の館 安土城跡受付 |
リンク | 織田信長の安土城址と摠見寺 |
地図・マップ
まとめ
日本100名城・051番・安土城(あづちじょう)をご紹介しました。
お城めぐりの参考にしてください。
また、日本城郭検定を受験するときの参考にしてください。
じゃあね🖐️
2020年03月20日
犬山城マイスター!たかまる。