犬山城天守にはいろいろな展示物があります。
鯱や瓦の破片、鎧、甲冑、木製の模型、合戦図屏風のレプリカ、などなどいろいろ展示がされています。
犬山城天守に展示されている展示物を少し紹介したいと思います。
様々な展示物
鎧、甲冑
犬山城天守一階の北側の壁沿いに鎧甲冑が何体か展示されています。
江戸時代に城主だった成瀬家の家臣のものと思われる甲冑もあります。
ただ説明が少ないので、その貴重さがよく分からないというのが現状。
瓦
犬山城天守のものと思われる瓦の破片なども展示されています。
これも学術的には大変貴重なものかもしれないですけど、説明がほとんどないためどれぐらいの価値のあるものなのかがいまひとつ伝わらないのが残念です。
しゃちほこ
2017年に鯱に落雷し破損してしまったという事故がありましたが、それ以前の破損してしまった鯱の一部が展示されています。
四戦場の図
江戸時代に書き記した四戦場の図の複写が展示されています。
姉川の合戦、梁ヶ瀬(=賤ヶ岳)の合戦、長湫(長久手)の合戦、関ヶ原の合戦の、それぞれの陣立てが描かれています。
原本は加賀藩の兵学・軍学者有沢永貞が描いたとされます。
白帝城の由来
犬山城の別名・白帝城の由来について書かれたものが掛けられています。
木製の天守模型
可児市の伊佐治さんが制作したと書かれている木製の天守模型があります。
かなり大きい模型ですので写真を撮っていかれる方が多いです。
天守一階中央の第二の間と呼ばれる所に展示されています。
なかなか精巧にできていますので、犬山城天守全体を見るのには最適かと思います。
木製の構造模型
二階には木造の構造模型が展示されています。
こちらも説明が不足しているので、一般の方には何のことやらという残念なものです。
犬山城の画
犬山城について書かれた画が何点か掛けられています。
国宝指定書(たぶん複製)
四階の高欄の間には、国宝指定書が掛けられています。
たぶん複製だと思いますが。
歴代城主の肖像画や写真
四階には歴代城主の肖像画や写真などが掛けられています。
犬山がどういった人たちによって支配されていたのかを知るうえで、見ていて楽しいものですね。
まとめ
犬山城天守内部にはいろいろな展示物があります。
説明が不足しているものが多く、足を止めてみる人はあまりいませんが、貴重なものもありますのでじっくりとご覧になってはいかがでしょうか?
ということで、犬山城天守内部にある展示物のご紹介でした。
じゃあね🖐️
2019年09月23日
犬山城マイスター!たかまる。