国宝犬山城天守が建っている場所は愛知県の北端、木曽川沿いです。
この天守から見る360度の景色は、「あぁ、絶景かな」としか言いようがありません。
写真でご紹介します。
犬山城天守からの景色は「あぁ絶景かな」というお話
- 南は濃尾平野が一望
- 西は伊木山、金華山、伊吹山の山々が広がる
- 北は悠々と木曽川が流れる
- 東は美濃の山々と木曽川が絶景
国宝犬山城天守が建っている場所は愛知県の北端、木曽川沿いです。
この天守から見る360度の景色は、「あぁ、絶景かな」としか言いようがありません。
写真でご紹介します。
南は濃尾平野が一望
犬山城の南に広がる、広大な濃尾平野です。
よーく見ると名古屋駅近辺の高層ビル群が見えます。
その手前には小牧山城、さらに手前には犬山城下町が見えます。
南西方向を見ると、山の背くらべをしている尾張冨士と本宮山がはっきりと見ることができます。
犬山城は愛知県の北端にあるため、南をみれば濃尾平野が一望できます。
西は伊木山、金華山、伊吹山の山々が広がる
西側はいくつか山を紹介しましょう。
まず一番手前に見えるのは伊木山です。
岐阜県各務原市にある山で、かつては伊木山城もありました。
織田信長の尾張統一や美濃攻め、織田信雄・徳川家康連合軍と羽柴秀吉が対決した小牧・長久手の戦いの時に使われた城です。
北東には岐阜城・金華山。
いわずもがなですが、斎藤道三、織田信長が居城としていた山城です。
そして奥には伊吹山。
冬には雪化粧をするのですが、それがまたキレイです。
空気が澄んでいるときに見たい景色ですね。
北は悠々と木曽川が流れる
北に目を向けると木曽川が東から西へと流れています。
北西の方向には犬山頭首工があり、そのためもあってそれよりも上流は流れもゆるく、湖とさえ思えるほどです。
しかし、北東の犬山橋より上流に目を向けるとその流れは急であり、ここは日本ラインとも呼ばれています。
犬山頭首工より下流は水量が調整されていることもあってか、水深が浅く、江戸時代やそれ以前の木曽川の様子を垣間見ることができます。
東は美濃の山々と木曽川が絶景
東に目を転じれば、木曽川を挟んで山々が連なっているのがよく見えます。
この山の先は東濃地方と言われ、岩村城や苗木城、美濃金山城など有名なお城が多数ある場所です。
木曽川は長野県から流れてきていますが、山々をかいくぐって流れている様子も見ることができます。
木曽川の右手、一番手前の山は東宮古墳(ひがしのみやこふん)がある場所です。
その山の中腹には瑞泉寺というお寺があり、犬山城が築かれる以前からあるお寺です。
そこには成田山もあり、毎年多くの参拝者が訪れる場所です。
その山麓には南北に名鉄各務原線が走っています。
犬山城天守最上階をぐるりと回る
いかがでしたか?
写真だけでも絶景なのが分かっていただけたかと思います。
が!
やっぱり、この絶景を見るには犬山城天守に上がるのが一番。
そして、犬山城天守は最上階の外に出て、一周ぐるりと周ることができるのです。
これを廻縁(まわりえん)と言いますが、一周ぐるりと周れる廻縁があるのは、現存天守では高知城天守と犬山城天守だけ。
とても貴重なのですぞ。
ぜひ、ご堪能あれ!
廻縁についての詳しいことは、コチラ↓↓↓の記事もご覧くださいね。
まとめ
- 南は濃尾平野が一望
- 西は伊木山、金華山、伊吹山の山々が広がる
- 北は悠々と木曽川が流れる
- 東は美濃の山々と木曽川が絶景
犬山城天守に上がると、最上階から廻縁に出て一周周ることができます。
つまり、南→西→北→東の順に360度の景色を見ることができるのです。
この景色は「あぁ、絶景かな」としか言いようのない、とても素敵な場所です。
一生に一度と言わず、二度、三度と訪れてほしいところです。
ぜひご堪能くださいませ。
ということで、犬山城天守からの景色は「あぁ、絶景かな」というお話でした。
じゃあね🖐️
2019年12月13日
犬山城マイスター!たかまる。