犬山城の本丸に向かう大手道の中腹には、門がありました。
大手道の第三の門・黒門です。
薬医門(やくいもん)だったその門の色は何色で、どんな門でしょうか?
詳しく解説していきます。
犬山城・黒門(くろもん)-クランク坂に現れる門で、敵兵の攻めるモチベーションを削ぐ強者
犬山城の本丸に向かう大手道の中腹には、門がありました。
大手道の第三の門・黒門です。
薬医門(やくいもん)だったその門の色は何色で、どんな門でしょうか?
詳しく解説していきます。
黒門(くろもん)があった場所
犬山城の大手道を本丸に向かって進むと、中腹あたりでクランクする坂に出くわします。
今は石垣に挟まれているだけですが、江戸時代にはそこには門がありました。
しかも薬医門(やくいもん)という、かなり大きな門です。
それは黒門と呼ばれていて、黒塗りの門だったようです。
黒門跡の現在の状況
現在では礎石が一つ残るだけです。
南側は桐の丸(きりのまる)だったところで、針綱神社の社務所が石垣の上に建っています。
北側は樅の丸(もみのまる)だったところで、石垣が残っています。
その間に門があった訳ですが、この狭いところに建っていたと思うと、どんな風景だったのか見てみたくなりますね。
この黒門ですが、明治維新の後、払い下げられ、移築されています。
今は徳林寺というお寺の山門になっています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
それと、犬山城の門については、コチラの記事でまとめています。
ご参考にどうぞ。
黒門は薬医門(やくいもん)という形式の門
黒門は薬医門という形式の門だったと推測されています。
薬医門(やくいもん)は大きくて格式が高いのが特徴です。
詳しくはコチラの記事で解説しています。
まとめ
大手道の中腹をふさぐ黒門は大きな薬医門で、真っ黒な渋い門でした。
それと、犬山城の門については、コチラの記事でまとめています。
ご参考にどうぞ。
ということで、大きな黒い門で敵のモチベーションを削ぐ、犬山城でした。
じゃあね🖐️
2019年03月04日
犬山城マイスター!たかまる。