犬山城・本丸には西側を一望できる櫓があった。弓矢櫓という名の西の要だ。

犬山城は南向きの連郭式縄張りのため、本丸の東と西の防御にはかなり気を使っています。

そんな本丸西側の守りの要になるのが、弓矢櫓です。

概要

犬山城本丸の西側には、櫓が一つだけあります。

それは樅の丸との境に当たりますが、高低差があるため、実際には本丸を守備するだけだったと思います。

弓矢櫓も他の櫓と同じように二重櫓でした。

そして弓矢櫓も、大砲櫓や鉄砲櫓と同じように武器庫だったようです。

本丸には武器庫が三つもあり、如何に戦に備えていたかがうかがえますね。

西側は山麓には武家屋敷、山腹には土塁と堀、そして急峻な崖があったので本丸まで攻め上がってくるのは無理だったでしょうから、弓矢櫓はあるだけで十分な存在ですね。

ということで、

西側に睨みをきかす存在の弓矢櫓ということですね。

ということで、西側は弓矢櫓が見張っている、犬山城でした。

じゃあね🖐️

2019年03月13日
犬山城マイスター！たかまる。