犬山城本丸の北は木曽川ですが、犬山城メインの城山と木曽川の間の狭い空間に水之手曲輪(みずのてくるわ)がありました。
犬山城の水之手を一手に任されていた曲輪です。
そこには出入りのための門がありました。
それが水之手門です。
犬山城・水の手門(みずのてもん)-井戸などの水廻りを担う水之手曲輪の出入り口
犬山城の北側は木曽川が流れており、断崖絶壁の標高85mの城山山頂に本丸、天守が築かれています。
そのため、後堅固なお城として有名です。
しかし、木曽川と城山の間にはわずかなスペースがあります。
ここに何もないと敵の侵入を防ぐことができないため、曲輪が築かれていました。
それを水之手曲輪と呼びます。
この水之手曲輪の西の端に出入口が設けられて、ここを守備していたのが水之手門です。
水之手門は高麗門と考えられています。
名前からわかる通り水之手曲輪を守る門であると同時に、天守からの裏口にも当たるため、有事の際の逃げ道にも使われるものだったと推測します。
まとめ
水之手門は意外と木曽川に近いところにあったんですね。
それと、犬山城の門については、コチラの記事でまとめています。
ご参考にどうぞ。
ということで、犬山城の最北端にも警備を怠らない犬山城でした。
じゃあね🖐️
2019年04月08日
犬山城マイスター!たかまる。