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【お城の基礎知識】グスク・沖縄の城

北海道だけではなく沖縄にも独特のお城があります。

それを沖縄ではグスクと言います。

大陸系の技術と文化が入ってきて独自の発展を遂げた城です。

今回は沖縄の城・グスクについて学んでいきましょう。

グスクは琉球(沖縄)の城

グスクとは、沖縄の城郭のことです。

グスクは本州などの城とは全く違う形式のものです。

大陸の先進的な技術や文化を取り入れて沖縄独自の発展を遂げているのです。

その特徴は壮大な石垣があり、その石垣は複雑な曲線を描いて続いています。

また石垣は垂直に近い急な勾配で、反りはありません。

石垣の隅がとがっておらず、丸みを帯びているのも特徴です。

また石造りのアーチ式の門が城門とされています。

実際に見てみると本州や九州四国にある城とは全く違うということがよく分かると思います。

グスクの紹介

ここでグスクをいくつか紹介したいと思います。

沖縄の城として真っ先に思いつくのが首里城(しゅりじょう)です。

その他、勝連城(かつれんじょう)中城城(なかぐすくじょう)今帰仁城(なきじんじょう)座喜味城(ざきみじょう)などが有名です。

これらは日本100名城・続日本100名城にも選ばれています。

▲ 首里城と言えばやはり正殿ですね。とてもよく復元されています。2019年10月に残念ながら焼失してしまいました。あと有名なのが守礼門ですね。(写真:たかまる。)
▲ 中城城。一の郭、二の郭、三の郭などの石垣・城壁は見ごたえたっぷり。(写真:たかまる。)
▲ 今帰仁城(なきじんじょう)。とにかく城壁がすごい。曲線を描いた城壁は圧倒される。(写真:たかまる。)
▲ 座喜味城(ざきみじょう)は築城の名人と言われた護佐丸(ごさまる)によって築かれたと言われています。石のアーチ門もきれい。(写真:たかまる。)

まとめ

沖縄の城は大陸系の文化や技術を取り入れ独自に発展してきました。

本州や九州で作られる城とは全く違う形式です。

日本100名城にも選ばれている城も沢山ありますので、沖縄に行った際にはこのグスクを巡ってみるのも楽しいと思いますよ。

じゃあね🖐️

2019年09月15日
犬山城マイスター!たかまる。

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