一二三段というと津山城(岡山県)の石垣が真っ先に例に挙げられます。
が、犬山城だって一二三段なんだぞー!
今は神社になっていたり木々が生えてたりするから、あまりそうは見えないけど。
だから、今日はそんな辺りをご紹介したいと思います!
犬山城だって一二三段(ひふみだん)なんだぜ! 本丸・二の丸・三の丸の一二三段なお城。
まず、一二三段というのがどういうのかと言うと、三の丸・二の丸・本丸などの曲輪の高さが段状に高くなっている曲輪の形状のことです。
つまり、三の丸よりも二の丸が高くなっていて、さらに二の丸よりも本丸が高くなっている状態です。
この一二三段は平山城に特有の形状で、平城では見ることができません。
だって段々にならないと一二三段にならないから。
段々になったら、もうすでに平城じゃないよね。
それは平山城の特権(笑)
本丸と杉の丸はだいたい同じ高さ。
一段下がって、樅の丸と桐の丸もだいたい同じ高さ。
そしてもう一段下がって、松の丸。
さらにさらにもう一段下がって、三の丸。
と、こんな具合。
一、ニ、三、、、、四段じゃない?
そ、その辺は突っ込まない!
杉の丸、樅の丸は関係者以外は立ち入り禁止。
桐の丸は針綱神社の本殿があるところ。
松の丸は、針綱神社の鳥居や駐車場、三光稲荷神社が鎮座されている辺り。
木々もかなり大きく育ってるので一二三段の様子が見えにくいですが、歩くとわかると思います。
一二三段になっているのが。
まとめ
歩けばわかるさ、一二三段。
高低差を楽しんでみて!
ということで、ひっそりと一二三段な、犬山城でした。
じゃあね🖐️
2019年04月05日
犬山城マイスター!たかまる。