愛知県犬山市には犬山神社という神社があります。
犬山神社は江戸時代の犬山城歴代城主(成瀬氏)のを祀る神社です。
現在の城前広場の道向かいに鎮座されており、三の丸・西御殿の入り口付近だったところです。
深掘りしていきます。
犬山神社のある場所は三の丸・西御殿の入り口付近だった
- 犬山市には犬山神社がある
- 江戸時代の犬山城歴代城主(成瀬氏)のを祀る神社
- 三の丸・西御殿の入り口付近だったところ
愛知県犬山市には犬山神社という神社があります。
犬山神社は江戸時代の犬山城歴代城主(成瀬氏)のを祀る神社です。
現在の城前広場の道向かい(南)、犬山城第一駐車場の隣(東)に鎮座されています。
もともとこの場所は、三の丸・西御殿の入り口付近だったところです。
それでは以下に詳しく深掘りしていきましょう。
犬山神社(いぬやまじんじゃ)とは
- 江戸時代の犬山城・歴代城主(成瀬氏)が祀られている
- 成瀬氏は、江戸時代を通して犬山城の城主を代々務めてた
- 犬山城・城前広場の道向かい
祭神
成瀬正成を初代とする江戸時代の犬山城・歴代城主(成瀬氏)が祀られています。
成瀬氏は、江戸時代を通して犬山城の城主を代々務めていました。
元々は犬山城内で先祖の霊を祀るものだったようですが、享保2年(1717)に成瀬正幸が犬山城内から相生山に移転し、相生の宮として創建されました。
その後、明治16年(1883)6月に現在地に移転し、犬山神社と改称されました。
祀られているは、
です。
- 成瀬家初代城主:成瀬正成(なるせまさなり)
- 成瀬家2代城主:成瀬正虎(なるせまさとら)
- 成瀬家3代城主:成瀬正親(なるせまさちか)
- 成瀬家4代城主:成瀬正幸(なるせまさゆき)
- 成瀬家5代城主:成瀬正泰(なるせまさもと)
- 成瀬家6代城主:成瀬正典(なるせまさのり)
- 成瀬家7代城主:成瀬正寿(なるせまさなが)
- 成瀬家8代城主:成瀬正住(なるせまさずみ)
- 成瀬家9代城主:成瀬正肥(なるせまさみつ)
アクセス・問い合わせ
住所 | 愛知県犬山市犬山北古券12 |
アクセス | 名鉄犬山駅より徒歩約20分 |
犬山神社が鎮座しているところ
- 犬山城の三の丸だったところ
- 西御殿の入り口から南側のあたり
- 絵図に書かれている
現在の犬山神社が鎮座しているところは、犬山城の三の丸だったところです。
その中でも西側には西御殿が建てられていましたが、犬山神社はちょうど西御殿の入り口から南側のあたりと思われます。
平成29年に実施した西御殿跡の発掘調査によって、絵図に書かれている井戸と思われるものが発掘されました。
そこから推測すると犬山神社がある場所は、ちょうど入り口の南側にあたります。
現況と遺構
- 城の痕跡を探すことは容易ではない
- 絵図を見比べながら歩くとわかるかも
現況は市街地になっているため、城の痕跡を探すことは容易ではありません。
しかし絵図を見比べながら街を歩いていると、犬山神社の場所がどういったところなのかがよく分かると思います。
まとめ
- 犬山市には犬山神社がある
- 江戸時代の犬山城歴代城主(成瀬氏)のを祀る神社
- 三の丸・西御殿の入り口付近だったところ
犬山神社が鎮座されているところは、もともと犬山城の三の丸しかも西御殿の出入口があったあたりだと思われます。
犬山神社のあたりは現在は遺構などは見れませんが、古い絵図などを頼りに散策してみると位置関係がよく分かると思います。
そういったのも城めぐりの楽しみの一つとして、散策してみてはいかがでしょうか?
ということで、犬山神社のある場所は犬山城・西御殿の入り口付近だったというお話でした。
じゃあね🖐️
2020年03月04日
犬山城マイスター!たかまる。