犬山城の本丸を守る最後の扉があります。
それはかつて鉄門(くろがねもん)と呼ばれていました。
今は模擬門がそびえ立っています!
詳しく解説します。
犬山城・鉄門(くろがねもん)-本丸を守る最後の扉だったが、いまは模擬門
犬山城の本丸を守る最後の扉があります。
それはかつて鉄門(くろがねもん)と呼ばれていました。
今は模擬門がそびえ立っています!
詳しく解説します。
鉄門(くろがねもん)があった場所
お城には本丸や主郭(しゅかく)と呼ばれる最も重要な曲輪(くるわ)があります。
そこに至るまでの防御施設はどれも鉄壁を誇っていますが、それでも最後の最後に本丸から敵を阻止するのは本丸の門です。
犬山城の本丸の門はかつて鉄門(くろがねもん)と呼ばれていました。
門扉に鉄板が貼られていたのかもしれませんが、今では資料などがあまり残っていないため、残念ながらよくわかっていません。
鉄門(くろがねもん)の現況
現在ある本丸門は、近代になって復元された模擬門(もぎもん)です。
模擬門とは、こんな形であっただろうという想像で作られた門を指します。
なーんだ偽物かーと思うかもしれませんが、模擬門でもあるのとないのとでは、犬山城の雰囲気は全然異なると思います。
今の模擬門があるから、ここからが本丸だということが一目瞭然ですし、門をくぐって本丸に入った時の感動はひとしおです。
犬山城の門については、コチラの記事でまとめています。
ご参考にどうぞ。
鉄門は櫓門(やぐらもん)という形式の門
それにしても本丸門は、どこも重厚な作りになっていますよね。
犬山城も櫓門(やぐらもん)という二階部分が櫓(やぐら)になった、厳重な守りを誇る門になっていたのですよ。
櫓門は格式が最も高い門であり、さらに防御能力も最も高いとされていました。
本丸の出入り口や大手門など、城内の重要な部分に配置されているのが特徴です。
詳しくはコチラの記事で解説しています。
まとめ
犬山城の本丸門は厳重な作りで、本丸を最後の最後、守っていたんですね。
ということで、犬山城の本丸でどっしりと守っている鉄門の解説でした。
犬山城の門については、コチラの記事でまとめています。
ご参考にどうぞ。
じゃあね🖐️
2019年02月27日
犬山城マイスター!たかまる。