犬山城の最北端にある水之手。
門や櫓、武家屋敷まであったという。
水之手櫓は、そんな水之手を守るという重要な役割があったのだ。
概要
犬山城の最北端には水之手という小さな曲輪がありました。
犬山城の通称・城山は木曽川から急に立ち上がる断崖絶壁と言われますが、実は狭いけど川原があって、そこに櫓や門などを築いて最北端を守っていました。
水之手櫓は、この水之手曲輪を守るために築かれたと考えられます。
また、本丸の搦め手にあたる七曲門から七曲道を下ると、この水之手に下りてきます。
七曲道を守るのも役目だったようですね。
そしてこの水之手というのは飲み水を確保するための、非常に重要な場所です。
何かあった際に籠城しなければいけなくなった時、食料と水をいかに確保するかが非常にポイントになります。
水之手は、そのための重要な任務を帯びているのです。
ということで、
水之手曲輪という狭いところに建てられているけど、とても重要な水の手櫓ですね。
ということで、狭くても水之手櫓の役割は大きい、犬山城でした。
じゃあね🖐️
2019年03月27日
犬山城マイスター!たかまる。