正門に対して裏口。
それをお城用語で言うと大手と搦め手。
それは大体は対になっていますが、一組あればいいはず。
犬山城は3組あります。
犬山城の門の特徴-本丸、二の丸、三の丸にそれぞれ正門と裏門がある
お城の正門を大手門 (おおてもん) と言います。
そして裏口を搦め手口 (からめてぐち) または門があれば搦手門 (からめてもん) と言います。
それは大体は対になっていて、大手に対して反対側が搦め手になります。
犬山城には、この正門と裏門が3組あります。
- 城郭全体の大手門と、搦手門である内田門
- 二の丸の一つである松の丸表門と、松の丸裏門
- 本丸の正門である鉄門と、搦手門である七曲門
この3組に共通していることは、それぞれその曲輪 (くるわ) が非常に重要だということです。
当然、本丸は有事の際に裏口が必要になります。
松の丸は、松の丸御殿があり、尾張藩主などが犬山に来られた時に泊まったりされたと言われています。
なので、有事のことを考えると裏口が必要になります。
そして城郭全体はもちろん、正門と裏口が必要になります。
だから、3組もあるんですね。
それぞれ正門と裏口がどこにあるのか、実際に現地に行って、確かめてみるのも面白いかもしれませんね。
まとめ
犬山城の3組の正門と裏門がどこにあったのか、今度確かめてみようね!
それと、犬山城の門については、コチラの記事でまとめています。
ご参考にどうぞ。
ということで、有事をものすごく想定している、犬山城でした。
じゃあね🖐️
2019年02月12日
犬山城マイスター!たかまる。