犬山城の御成櫓って名前の櫓があったの知ってる?
なかなかおもしろ名前だよね。
これは杉の丸の西南隅にありました。
概要
犬山城には御成櫓って名前の櫓が、杉の丸の西南隅にありました。
これは大手道に面していて、大手道にあがってきた敵をせん滅するために存在しています。
本丸の鉄砲櫓とともに、岩坂に差し掛かった敵を迎撃するためのものと思われます。
御成櫓(おなりやぐら)って名前は珍しいかもしれません。
御成ということは、お殿様のためのものってことだと思いますが、犬山城で言うお殿様って城主のことか、尾張徳川藩主のことか、どっちかでしょうね。
将軍様が犬山城に来るなんてことはないでしょうから。
それにしても御成御殿なら何となくわかるけど、御成櫓っていうのは珍しい。
そういう珍しい名前が付けられているのも犬山城の特徴かも。
御成櫓は二重櫓で、桁行(けたゆき)5間、梁行2間4尺6寸だったそうです。
一重目には格子窓、二重目には華頭窓が付けられていたとか。
これらは図面が残っているため、他のものよりも詳細にわかっています。
そんなのが復元されたら、すごくない?
ということで、
面が残されているのは御成櫓だけではありませんので、少しずつ紹介していきたいと思います。
ということで、御成櫓って珍しい名前の櫓がある、犬山城でした。
じゃあね🖐️
2019年03月18日
犬山城マイスター!たかまる。