本丸までの道のりをどう守るのかは、お城にとって非常に大事な問題です。
最近注目されているのが、『連続外枡形』(れんぞくそとますがた)という防御の形。
これ、犬山城にもあるんです!
今回は連続外枡形の概要について解説していきます。
連続外枡形とは?
お城にとって一番大事なのは本丸。
もちろん、二の丸や三の丸も大事だけど、本丸が落とされたらもうおしまいです。
だから本丸に敵を寄せ付けないための防御が、とても重要になってきます。
特に大手道は人が通る道なので、それだけで防御性が下がってしまいます。
それを完全に克服し、さらに最強の形にしたのが『連続外枡形』(れんぞくそとますがた) です。
これは最近、非常に注目されている防御の形です。
具体的には、大手道を挟んで石垣や塀、門、櫓などで取り囲み、閉じられた空間を作ります。
これが枡形 (ますがた) です。
この枡形が連続しているのが連続枡形です。
さらに、本丸から外へ向かって連続しているのを連続外枡形 (れんぞくそとますがた) と言います。
犬山城にもあった
この連続外枡形は最近注目を集めており、全国の近世城郭にあったということが分かってきています。
その連続外枡形が、犬山城にもありました。
これは次回以降、詳しく見ていくことにします。
まとめ
ある意味、近世城郭のブームだった連続外枡形が犬山城にもあったなんてびっくりですね!
ということで、連続外枡形のお話を簡単に、でした。
じゃあね🖐️
2019年02月18日
犬山城マイスター!たかまる。