犬山城大手道にある外枡形(そとますがた)の三つ目は、矢来門と黒門に挟まれたちょっと曲がった空間。
この、ちょっと曲がってるのがミソ。
なぜかということを解説していきましょう。
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何に囲まれているのか?
犬山城大手道にある連続外枡形(れんぞくそとますがた)。
本丸から数えて三つ目の外枡形は黒門と矢来門に挟まれた空間で、おそらく連続枡形のうち、最も狭い桝形と思われます。
その枡形は黒門から見て左に一回、右に一回曲がって矢来門に突き当たります。
さらに矢来門の手前左側には松の丸があり、松の丸門もあります。


その防御力は?
この2回屈曲している道と微妙な坂、そして北側は堀を挟んで樅の丸、南側は松の丸、さらに黒門の横には大きな櫓があります。
そのため、このゾーンに侵入した敵兵は身動きが取りにくいばかりか、三方から一斉に攻撃され、ひとたまりもないことでしょう。
まとめ
外枡形③も恐怖のキルゾーンですね💦
ヤバいですよ~
ここは左、右と屈曲しているのでキルカーブとでも名付けましょうか。
ということで、犬山城にある最小の外枡形のお話でした。
じゃあね🖐️
2019年02月21日
犬山城マイスター!たかまる。