年末になると慌ただしく大掃除など行うと思いますが、犬山城でも同じです。
年末恒例のすす払いがあります。
一年の汚れを落とす年の瀬の風物詩になっています。
犬山城では年末恒例のすす払いがある
- 年末恒例行事
- すす払いは伝統的な年中行事
- 年の瀬の風物詩
各家庭でも年末になると大掃除やしめ縄飾りなどをされると思いますが、各地のお城でも同じです。
国宝犬山城では、年末になるとすす払いを行います。
一年の汚れを落として新しい年を迎える伝統的な年中行事です。
毎年、年の瀬の風物詩になっていますね。
ササを道具にして天井などのほこりを払う
- 掃除道具は”ササ”や”竹”
- 天井などのほこりを払う
- 12月中旬に行う
すす払いはどのように行うかというと、まず掃除道具はササや竹を使います。
ササや竹は長さが3メートルほど。
長いものだと6メートルのものもあります。
このササや竹は城の周辺で採れたものが使われているとか。
犬山城管理事務所の職員がこの掃除道具を使いながら、最上階の四階をはじめ、各階を回りながらほこりを払います。
こうして一年の汚れを落とし、新しい年を向ける準備をします。
大体、毎年12月中旬に行われます。
13日に行うのが習わしだとか。
ただ、過去には13日以外に行っているときもあるようです。
各地の城郭で行われるすす払い
このすす払い、各地の城郭でも行われています。
ザっと調べるだけで、大垣城、大洲城、掛川城、岡崎城、岐阜城、小田原城、松山城、高島城、彦根城、丸亀城…
と、たくさんの城郭で行われている年末の恒例行事。
大体12月中旬に行われていますので、それを狙ってお城に行くのもおもしろいかもしれませんね。
まとめ
- 年末恒例行事、年の瀬の風物詩
- すす払いは伝統的な年中行事
- 犬山城をはじめ、各地の城郭でも行われている
年末の恒例行事である”すす払い”をご紹介しました。
この姿を見ると、「あぁ、今年も終わりかぁ」なんて思ってしまいます。
年の瀬は慌ただしいものですが、一年の汚れを落として新しい年を迎える準備のすす払いも何だかよいものですね。
ということで、犬山城で行われるすす払いをご紹介しました。
じゃあね🖐️
2019年12月16日
犬山城マイスター!たかまる。