お城めぐりのときのアイテムって、何を持っていきますか?
え?
別に何も持って行かない?
それはいけない!
コンパス(方位磁針)は持って行った方が良いですよ。
なぜなら、どちらの方角かがわかるとお城巡りが断然オモシロくなるからです。
お城めぐりにはコンパス(方位磁針)を持っていくと良いというお話
- コンパスを使うと自分の位置や方位(方角)がわかるから便利
- 櫓や曲輪の名前や配置がわかるから、お城巡りが楽しくなる
- コンパスのおススメ3選
早速ですが、お城巡りのときに何を持っていきますか?
近世城郭や町中にある整備されたお城だったら、特に気にすることなく行くことができるかもしれません。
でも、それで本当にお城を楽しむことができていますか?
本格的にお城巡りするなら、行くときにはできるだけ事前に準備していきましょう。
その中でも、筆者がおススメしたいのがコンパス(方位磁針)です。
なぜコンパス(方位磁針)がおススメなのか?
では、なんでコンパス(方位磁針)がおススメかというと、理由が3つあります。
- 方位(方角)が分かるから
- 方位が分かると「お城の造り」を理解するヒントになるから
- 「お城の造り」がわかるとお城巡りが楽しくなるから
風が吹くと桶屋が儲かる論法ですが、方位が分かると本当にお城巡りが楽しくなります。
具体的に説明しましょう。
方位が分かるとお城巡りが楽しくなる
方位が分かるとお城巡りが楽しくなるのはなぜか?
例を挙げて説明をします。
櫓の名前が分かる
例えば、櫓の名前に方位がついていることがありますが、これがわかるようになります。
丑寅櫓(うしとらやぐら。艮櫓とも書く)が東北の方向だとか。
その他にも、辰巳櫓(たつみやぐら。巽櫓とも書く)、未申櫓(ひつじさるやぐら。坤櫓とも書く)、戌亥櫓(いぬいやぐら。乾櫓とも書く)など。
櫓の名前と方位については、コチラ↓↓↓の記事もご参照ください。
曲輪の名前が分かる
例えば、曲輪(くるわ)の名前に方角がついていることがありますが、これもわかるようになります。
西の丸や東の丸、南の丸、北の丸など。
縄張図を見ながら現在位置を把握できる
山城などに行くときは、コンパスは必須です。
方位が分からなくなることが多いからです。
例えば、木々に覆われた曇りの日などは頼りになるものが少なくなるため、コンパスは必需品です。
さらに、縄張り図や地図などとコンパスをもっていれば、どこにいるのかを把握することができます。
山城も、もともとは山。
何があるかわからないので、しっかりと準備していきましょう!
縄張図はウェブや書籍などに掲載されているので、印刷していきましょう!
おススメのコンパス(方位磁針)3選
- ビクセン LEDコンパス
- スポーツマンコンパス 353S
- ミザールテック マップコンパス GS-34
筆者がおススメするコンパスです。
特にミザールテックのマップコンパスは激おススメです!
ビクセン LEDコンパス
ポップなカラーをまとったコンパスで、本体横のボタンを押すとLEDが点灯してコンパス内部を照らします。
価格もそれほど高くないので、一つ持っていても良いでしょう。
LEDコンパス ピンク ビクセン LEDコンパス ピンク LEDコンパスピンクスポーツマンコンパス 353S
丈夫で軽量・針ブレしないオイル コンパスです。
ストラップ(ひも)がついているので便利です。
が、ちょっとダサいかも。
スポルディング スポーツマンコンパス 方位磁石 353S オイルコンパスミザールテック マップコンパス GS-34
地図上に置いて使えるスケルトンタイプのコンパスです。
地図を隠さずに方位をみることができます。
しかも、干支も書いてあるので櫓の名前なども一発で分かります。
筆者はこれが一押しで、実際に使っています。
ミザールテック マップコンパス GS-34 GS34これはやめた方がいいというコンパス
やめた方がいいなぁというコンパスは、100円ぐらいで売っているやつ。
安いからダメというわけではなく、針が不安定で壊れやすいからです。
ドライ式というタイプのコンパスが多いと思いますが、針が不安定になるのが欠点としてあります。
整備された城郭であればそれほど不自由しませんが、山城に行ったときにはやはり正確性が欲しくなってきますので、初めから良いものを購入しといた方が良いかと。
あとは、登山やトレッキング、アウトドアでも使用できるものが良いです。
当たり前ですが、お城巡りは外ですから(笑)
そもそもコンパス(方位磁針)とは
コンパス(方位磁針)とは
- 磁石の特徴を利用して方位(方角)を知ることができる道具
- 赤い針が指す方が北、反対側が南
方位磁針というのは、磁石の特徴を利用して方位(方角)を知ることができる道具です。
普段の生活のなかではあまり必要ではないと思いますが、登山やトレッキングでは必要になってきます。
使い方
使い方は、コンパスを水平に持って針がさす方向を見ます。
赤い針が指す方が北、反対側が南です。
低山や整備が行き届いた山ならまだしも、あまり人気のないところなどは持っていくことを強くおススメします。
お城めぐりも同じです。
「お城に行く」という感覚が強いと「山に入る」という意識が欠けます。
だけど、特に山城は登山ですから、その意識をしっかりと持たないといけません。
安全にお城巡りを楽しむためにも、コンパス(方位磁針)は一つは持っておきましょう。
注意事項
- コンパスは立った姿勢で手にもって、水平にして測りましょう。
- コンパスは磁気の影響を受けやすく、方位に狂いが生じます。
- 鉄製品(特にスチールのデスク)、車内、ラジオ、高圧線、その他の電波を出すもの之そばでは使用しない方が良いでしょう。
- 特に、携帯電話の近くでの使用や保管は避けましょう。
- 車内に放置するのもやめましょう。
まとめ
- コンパスを使うと自分の位置や方位(方角)がわかるから便利
- 櫓や曲輪の名前や配置がわかるから、お城巡りが楽しくなる
- おススメのコンパス
お城めぐりにはコンパスと縄張り図。
今回はコンパスを強くおススメしました。
たぶん、うんうんとうなずいている方が見えると思います。
クドイですが、山城に入るときは登山ですから、登山やトレッキングの準備を怠らずに。
そして、お城巡りにはコンパス(方位磁針)と縄張り図をお供に、楽しんでください。
ということで、お城めぐりにはコンパス(方位磁針)を持っていくと良いというお話でした。
じゃあね🖐️
2019年12月17日
犬山城マイスター!たかまる。